たけのこの水煮って皮むきやあく抜きが必要ないから便利だし、一年中スーパーにある商品なので使う人が多い食材ですよね。
でも1袋買ってしまったら、ちょっと多い…。いつも余らせて困っている方はいませんか?
今回は、たけのこの水煮の保存期間や上手な保存方法、そして上手に使い切るためのレシピもご紹介したいと思います。
たけのこの水煮の日持ちと、保存方法
煮物を作る時や炊き込みごはんなど、たけのこが登場する料理ってたくさんありますが、使う量が少しだけの時も多いですよね。
だったら使わないでおこうかな?と感じてしまいますが、たけのこが入っているかどうかで豪華さも美味しさもかわります。
たけのこの水煮の保存期間や保存方法を知っておけば躊躇なく買うことができますし、無駄なく使うことだってできます。
便利食材である「たけのこの水煮」の日持ちの目安はこちら!
たけのこの水煮は茹でた上にパックで密封されているので、未開封なら半年間も日持ちする優れものです。買い置きにとても便利ですよね!
保存方法ですが、一度開封してしまったものは、清潔な容器に水と一緒に入れて、必ず冷蔵保存してください。(水は毎日新しいものに変える)
すぐに使うのであれば、冷蔵保存がおすすめですが、しばらく使わない時は冷凍保存もできます!
冷凍保存する時は、密閉できる保存袋に入れて凍らせます。この時、そのままであればパサつきが出たりするので、あらかじめ料理用にカットをしてだし汁につけておいたまま冷凍しましょう。
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筍は季節の野菜だし、多くの場合は市販のたけのこの水煮を購入する派だと思います。
でも、逆に旬の時期になると食べ切れない位のたくさんたけのこをもらってしまった!なんてことはありますよね。そんな時は手作りたけのこの水煮を作る人も居るようです。
手作りと市販のものの保存方法の違いも気になるところではないでしょうか。
たけのこの水煮「自分で煮て保存」と「開封後の保存」
郊外では竹の生える山を持っていたりする家もあって、大量に掘ってきて近所に配るというおじちゃんやおばちゃんが居たりして…。
うれしいけれど、たくさんもらって困った…そんな時は、たけのこの水煮を手作りするといいですね。上手にできれば自分でつくってもそれなりの日持ちが可能です。
作り方と保存の方法はこちら!
たけのこの水煮の作り方
自分でたけのこの水煮を作る方法はこちら!
- たけのこは皮のついたまま、根元の固い部分を切り落とします。
中のたけのこ部分を切らないように注意して、火の通りをよくするため皮に縦に切れ目を入れます。 - 大きなお鍋に水、米ぬか(なければ米のとぎ汁)と鷹の爪(1、2本)を入れ30分程度皮つきのたけのこを茹でます。
根元に竹串がすっと入ったら火を止めて、冷めるまで置いておきましょう。 - 冷めたら皮をむいて、使いやすい大きさに切ります。
- たけのこを殺菌するため水(1リットル)と酢(大さじ1)の酢水で、たけのこをもう一度10分程度煮ます。
- たけのこが熱いうちに、煮沸消毒しておいたビンに酢水と一緒に入れ、フタを軽く締めた状態でビンの半分より少し上までが浸かる程度の熱湯が入った鍋で15分煮沸します。
- 15分後、暑いうちにやけどに気を付けて取り出し、フタをきっちり閉めます。
- ⑥の時点で脱気が上手く出来て入れば大成功!市販と同じ期間常温保存できます。
手づくりではビンやたけのこをしっかり煮沸消毒することが重要。上手く出来ていれば常温保存できますが、念のためなるべく早めに食べるようにしましょう。
市販のものは開封してしまったら水を張った、きれいな容器に移し替えて毎日水を取り替えて冷蔵庫で保存しましょう。
たけのこの水煮はそのまま使う?洗い方など処理方法
冷蔵や冷凍、常温でも保存できる便利な食材「たけのこの水煮」。
袋から取り出してそのまま使うことができます。が、白い粉や保存料の酸味が気になる方は洗い落とすか、5分程度茹でて取り除いてください。
ちなみに白い粉の正体は『チロシン』というアミノ酸の一種が結晶化したもので、もちろん無害。
『チロシン』は脳を活性化、ストレスを緩和して集中力を高める効果があるので、取り除かなくても大丈夫、そのまま調理してOKです。
余ったタケノコの水煮使い切りレシピ
いくつかレシピも載せておきます♪
まとめ
簡単便利なたけのこの水煮、意外といろんな料理に使えますよね。
そして、ちょっとだけでもたけのこが料理に入っていたら豪華にも見えます。余っても困らないように、上手に保存して、上手に使いきるようにしてくださいね。