春野菜が店頭にちらほら出始めたのを見て、春を感じるという方もいるのではないでしょうか?春野菜といえば・・と考えると、天ぷらも最適なメニュー。
美味しい上に春を感じる春野菜の天ぷら。
・・と想像はつくものの、作りたいけれど?春野菜のどれが天ぷらに適しているのか、どの種類が天ぷらにいいのか悩んでいる人も居るのではないでしょうか?
でも、せっかくの春だから、春らしい食卓にしたいですよね。そこで今回は、春野菜の天ぷらに美味しい具材や献立、春野菜の効能についてご紹介します。
春野菜といえば?天ぷらにしたら美味しい具材リスト
春野菜の天ぷらって色が綺麗だし、やわらかくておいしいですよね。季節の野菜って色々ありますが、春野菜ほど季節を感じる食材ってないなと個人的には思っています。
ではどんな春野菜が天ぷらにするのに最適なのでしょうか?春野菜天ぷらに適した具材はこちら!
- 菜の花
- ふきのとう
- タラの芽
- 新たまねぎ
- そらまめ
- いんげん
- たけのこ
- みょうが
- 春菊
では、それぞれの具材をどう上手に天ぷらにしたらよいのか?レシピを見ていきましょう♪
◆菜の花
菜の花はおひたしや胡麻和えにするのが定番と思っていましたが、天ぷらにすると鮮やかな緑色が綺麗ですよね。
味もほのかに苦くて大人向けの天ぷらになりますので、食事だけでなくお酒のお供におススメです。
◆ふきのとうの天ぷら
◆ふきのとう&タラの芽
ふきのとうと一緒にタラの芽も揚げれば、春満喫のおかずになります。
◆新たまねぎ&そらまめ
甘くておいしい新玉ねぎの天ぷら。新玉ねぎならさらにみずみずしくてホクホクした天ぷらに。
そらまめは、揚げることで独特の匂いが薄まるので天ぷらにおすすめです。
◆いんげん
胡麻和えや煮物にも使えるいんげんは、天ぷらにも最適です。食べやすい大きさに切って丸く作ると、子供用に可愛く出来上がります。
◆筍(たけのこ)
たけのこは、大人も子供も大好きな食材。春のたけのこの穂先は柔らかいので、天ぷらに最適です。
この他にもみょうがや春菊を天ぷらにするという人も居るようです。
春野菜の天ぷらをメインにした献立アイデア!副菜にぴったり10選
春野菜の天ぷらっておつまみにいい感じですが、せっかく作るなら献立に取り入れたいもの。
そこで春野菜の天ぷらに合う副菜を探してみましたので、おいしい春野菜の天ぷらをメインにした献立のアイデアにご活用ください。
春野菜の天ぷらに合わせておいしい副菜たち
①まぜごはん
②わけぎ和え
③まぜ寿司
④揚げ物
⑤かぼちゃ和え
⑥澄まし汁
⑦デザート
➇味噌汁
⑨煮物
⑩そば
一番あわせやすいのが混ぜご飯かと思います。
まぜ寿司も天ぷらによく合いますし、炊き込みご飯も合います。ひとつでも手間を減らしたい人は、炊飯器任せの炊き込みご飯をおすすめします。
春野菜の天ぷらにさらにさらに、春の食材を使った料理を付け合わせるのもアリです。きれいな春いっぱいの明るい食卓が実現しますよ。
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ところで春野菜って、独特の苦みがありますよね。
あの苦みこそが「ザ・春野菜」という感じなのですが、たくさん摂ると体に悪い?それとも逆に体に良い?そんな疑問が沸き起こります。
それでは続いては、春野菜の効能や苦味成分について見ていきましょう。
春野菜の効果・効能について。苦味成分は体に良い?
春野菜には人間に必要な栄養素が豊富に含まれていて、その栄養素は体に良い効果を与えてくれます。
例えば春キャベツには、ビタミンCや食物繊維、ビタミンUが多く含まれていて、胃の粘膜を丈夫にしたり消化を助けたりする効果があります。
菜の花にはビタミンCが多く含まれていて、免疫力を高めたり、血管を強化してくれる上に、貧血の人にうれしい鉄分や葉酸、骨に大事なカルシウムも含まれているという優秀な食材です。
春野菜独特の苦み成分の正体は『植物性アルカロイド』という成分で、腎臓のろ過機能を向上させ老廃物を体外に出す解毒作用があり、新陳代謝を良くし、ストレス緩和などの効果もあるとのこと。
どれも健康を保つために重要な働きをする栄養素ばかりなので、春野菜の苦み成分は体に良いという結論になりますね。
この苦味が癖になる!っていう方も多いと思います。何事もバランスが大切なので同じものの食べ過ぎはだめですが、苦味成分=よくないものでは決してないので、安心して食べられますね。
まとめ
彩り鮮やかで食卓も華やかになる春野菜、身体にもいいとなれば食べないなんてもったいない!
一年に一度の春野菜シーズンには、ぜひいろんな春野菜の天ぷらに挑戦して、気分上々、体調上々の食卓を楽しみましょう。