家族で鍋食べるの、友達とわいわい鍋するの、楽しいですよね。でもどうしてもワンパターン化してしまいませんか?寄せ鍋やしゃぶしゃぶも美味しいけど、違った鍋もしたい!
そんな時、きりたんぽ鍋はいかがですか?
私はきりたんぽ鍋の故郷である秋田県出身でもなんでもありませんが、鍋料理にバリエーションをもたせたいとききりたんぽ鍋を選びました。
鍋って調理が簡単なのが嬉しいことの一つではありますが、いざお買い物に行って具材を用意するとなると何を買えばいいのか?売り場をうろうろしてしまうなんてこともあります。
この記事では、きりたんぽ鍋をするときに揃えたいベーシックな具材と、こんなのもあり?な変わり種具材をどちらも紹介します。
きりたんぽ鍋の具材
きりたんぽ鍋とは、秋田県の郷土料理で「ちくわ」みたいな見た目の「きりたんぽ」が入った鍋のことです。
関西出身の私にとってはあまりなじみのないきりたんぽですが、ご飯を練って棒に巻きつけ、焼いたものです。
きこりさんたちが余ったご飯の活用として、作ったことが始まりと言われています。
たんぽという言葉は槍のカバーのこと。
槍にカバーをかけたところと棒にご飯を巻きつけたところが似ているところ、そしてお鍋に入れるときは食べやすい大きさに「切り」入れること、この二つが重なって「きりたんぽ」と呼ばれるようになったそうです。
きりたんぽ鍋のスープは鶏ガラベース、お醤油やお酒、その他調味料で味付けしたものになります。
きりたんぽって炊いたお米を潰すように棒に巻きつけたものなので、とても消化が良いのが特徴。そしてご飯なので、お鍋だけを食べているつもりでも一緒にご飯(主食)も食べていることになるので、エネルギー摂取、疲労回復、バランス良しで一石三鳥のお鍋なのです。
普段の食事として、私にとってはなじみのないものですが、聞いているだけで食べたいお鍋です。(きりたんぽを手に入れる方法は後述します!)
ちょっと前置きが長くなりましたが、きりたんぽの具材についてまとめますね。
きりたんぽ鍋なんだから、きりたんぽが鍋の具材として入っていることはもちろん基本となります。問題はそれ以外の具材ですね。
一緒に用意したいものは?
<きりたんぽ鍋のベーシック具材>
外せない具材はきりたんぽ!
それ以外で欲しい具材
- 鶏肉
- つみれ
- しめじ
- しいたけ
- 舞茸
- ごぼう
- ねぎ
- せり
- 糸こんにゃく
- 水菜
- 春菊
- 白菜
- 豆腐
- 油揚げ
- 人参
お肉は鶏肉がベーシックですね。なんでも美味しいと思いますが、発祥の地の秋田では鶏肉を入れます。
そのほかにごぼうや人参などの根菜、きのこ類を入れましょう。
そして「せり」が多くのレシピに使われています。せりは根っこを長いまま残して鍋に入れます。綺麗に洗ってぜひ入れてくださいね。
他には豆腐屋油揚げ、彩りが綺麗になる人参も入れたいところ。特にこれを入れてはいけないという具材はありません。
きりたんぽ鍋に入っていることが特に多い具材は太字で表しているものです。
せりの代わりは?
きりたんぽ鍋の具材の中でせりは重要な役割を果たしていると考えている人も多くいます。
でも、正直なところせりはあまり食べないという人や地域もあるかと思います。秋田出身ではない場合は特に、きりたんぽ鍋に入れるせりを他の野菜に変えたいと考えるのもめずらしくないのでは?
そんなときせりの変わりになるのが水菜や春菊です。
水菜でも十分美味しくきりたんぽ鍋をいただくことができるので、せりがスーパーにないとき、量が欲しいとき、せりは苦手な場合は使ってみてくださいね。
春菊は好き嫌いがあるかもしれませんが、あの独特の味が好きな人ならハマるはずです。
白菜ってどうなの?
鍋といえば定番の白菜。メジャーな野菜だけど、きりたんぽ鍋に白菜はNG!という人もいますね。やはり有名なのはせりなので、白菜なんて邪道と考える人もいるのだと思います。
だけど、気軽に食べたい鍋料理。白菜なら冬の間安く手に入れることができるし、白菜好きの人なら入れたくなっちゃいます。
私の考えとしては、鍋料理の具材はこうでなければいけないということはありません。自由!
白菜を入れたいのなら入れたらいいと思います。水菜も白菜もせりも、たくさん入れても美味しいです。
レシピ通りにしたくなっちゃますけど、柔軟に色々なんでも入れたらいいと思いますよ!
・・・
きりたんぽ鍋の変わり種具材とは?
きりたんぽ鍋を作るときにちょっと冒険してみませんか?珍しい変わり種具材も紹介しておきますね。
入れるか、入れないか?いいと思うかどうかもあなた次第!もしかしたらいい発見となるかもしれません。好き嫌いはあるかもしれないけど、あなたも試してみては?
<きりたんぽ鍋の変わり種具材>
- 里芋
- ハタハタ
- おせんべい
どうですか??
里芋は入れる派と入れない派がいるようでしたが、私は入れてみたいなーって思います。基本鍋物に里芋はあまり入れませんが、美味しいことは間違いないと思います。
ハタハタは秋田の県魚なんだって!ハタハタ鍋もあるから、秋田つながりできりたんぽ鍋にハタハタを入れてみるのもいいかな?なーんて思いました!
おせんべいっていうのも、オランダせんべいのきりたんぽ鍋風味があるから紹介してみました。きりたんぽ鍋風味だからって鍋に入れるってどうなのよ?って感じなんですけど・・ネタにどうでしょうか笑
きりたんぽ鍋風味のおせんべいも美味しそうですが、次はきりたんぽが普段は手に入らないという地域のために、通販で買えるオススメきりたんぽを紹介しますね!
きりたんぽを通販で買おう!
きりたんぽがなければきりたんぽ鍋は始まらない!でも普段のお買い物では見かけないという場合は多くあると思います。
私の家の付近のスーパーでも見かけることはありません。
でも今は通販で美味しいものがなんでも買える時代!きりたんぽももちろんそうです。美味しいものを通販で手に入れて最高の鍋にしましょう♪
まずはこちら。
こちらは鍋スープと焼いて食べるとき用の味噌付き。
完全なるセットもオススメ!
家での食事・・なんだかんだ言っても主婦的には簡単なのが嬉しいですよね・・。
というわけで、完全にセットになったものはオススメです。これさえ買えば、切るだけできりたんぽ鍋の完成です。
本場の秋田で栽培されたせりやごぼうなどを一緒に楽しめるのもいいですね。
きりたんぽは作れるの?
上記で通販で買えるきりたんぽを紹介しましたが・・実はきりたんぽは簡単に作れちゃうんです。
まずはこの記事をみてください。
ね?材料も家にある感じだし、手順もそこまで難しく無い・・つくれぽもたくさんあってみなさんバッチリ作れてる。
購入したらやっぱり美味しいし手間いらずだけど、思い立った時にきりたんぽが手に入る方法といえば手作りですよね。
特別な材料はいらないので、ぜひ作るのにも挑戦してみましょう。
きりたんぽを準備する量はどれくらい?
だいたい一人当たりどれくらい食べるのかというと、大人の平均で一人2本程度です。食べる量ってとても個人差があるのですが、これを目安にしてくださいね。
子供は半量の1本ということで我が家では数えます。
足りないのが嫌なので、人数で本数を割り出したらプラス2本ほどして購入することもあります。
まとめ
普通の鍋に飽きたらきりたんぽ鍋いいですよー。
きりたんぽは見た目にもインパクトがあるので、食べる人みんなが喜ぶこと間違いなし!
通販でもすぐに手に入るし、作ることもできる。こだわりやさんなら秋田で取れた野菜にもこだわって忠実に再現するのもよし。
具材を揃えるところから楽しめますね。
鍋料理が余ったらこちらの記事も読んでみてください♪